待ち時間と電流
今までのクラスでも何度かありましたが、今回もラスベガスのクラスでテクニックを練習している時や、オジーが見本を見せる時のモデルになった人で、反応が大きくて1時間くらい横になっていた人が3人いました。中の二人は感情的なリリースが起こったそうですが、しばらく休んだらすっきりと元気になりました。
身体の痛みをとる、筋肉のバランスを整える、というだけでなくて、それが感情や精神面にも影響を与えることが多いので、ボウエン・テクニックは「エネルギーワークだ」という人もいます。痛みが軽減していくために気分が明るくなっていく人もたくさんいますが、それとは別に、施術後に泣き出したり、昔のことを思い出したりするのはボウエン・テクニックでは時々あることです。
*「エネルギーワーク」に関しては書きたいことがたくさんありますが、別の機会にします。今は、身体の痛みや症状のみでなく感情もリリースする=エネルギーワークではない、とだけ。痛いところ、苦しいところが楽になったら、感情も動きますし、すべての手技はエネルギーワークとも言えますし。
ボウエンはマッサージとは違って、身体のある箇所に刺激を与えた時に、波紋が広がるように身体全体や、触っていない他の部分に反応や影響が広がっていきます。その反応が長年の問題を解消するキーとなっている場合は、心理的、エネルギー的なリリースが起きることもあり、身体がそれ以上の刺激を受け入れられなくなることもあります。
部分的、表面的な筋肉の痛みを軽減するだけならばそれほど大きな反応は起きません。少しずつじわじわと緩んで行くだけです。けれども、これはあくまで推測ですが、痛みが心因性のものの場合、電気的な脳活動の変化が起こるのではないでしょうか?
ボウエンのセッションの途中では、起きようとすると目が回る、休んでいる間に寒気がしてくる、などの反応が起こることもたまにあります。
私のクリニックでも施術中に大きな反応があったために、そのまま休んでもらって、その日はそれ以上の施術はしなかったことが何度かあります。また施術後は自分で車を運転してはいけないとされているテクニックもあります。
待ち時間も、大体2〜3分くらいとされているテクニックが多いのですが、人によってはそれ以上の時間が必要な人もいますし、テクニックによっては15分以上待つべきとされているものもあります。待っている間は、身体にピリピリと電流が走るような感じがしたり、ジンジン、ゾクゾクしたり、筋肉が動いたりします。その反応が静まってから、次のことに進んでいきます。
身体に微電気が流れるような感覚は、ボウエン・テクニックが筋膜に働きかけているからでしょう。筋膜はタンパク質からつくられるコラーゲンで生成されていますが、タンパク質の一つは結晶体の鎖で、ここではマイクロ電流が生成され押し出されます。また、細胞膜もマイクロ電流を生成することができます。
普段から身体を動かしている人、ヨガなどをやっている人、自分の身体の感覚に敏感な人は最初から電気が流れるようなピリピリ感や、血の巡りがよくなる感じをすぐに感じ取ります。お年寄りで、身体が凝り固まってしまっている人や、普段から身体に意識があまり行っていない人は、全く気づかないことがほとんどです。また指圧や強い力で身体を押すマッサージに慣れている人は、目で見て明らかに太ももの筋肉が痙攣していても何も感じないこともあります。
セッションの最中に眠ってしまう人が多いので、最初は反応に気づいても、後半では意識しない人も多いですが、気づく人の方が、セッションの後、数日に渡っての姿勢の変化や筋肉がシフトしたのも自覚できるので、身体の使い方も変わってきますし、以前と同じバランスの悪い使い方をして、また元に戻してしまうことが少ないのではないでしょうか。
他には、セッションの間に身体全体が温かくなった、と感じる人もいます。ボウエン・テクニックは、身体を「闘い・逃走」の交感神経が活発な状態から、リラックスして、消化・休息を促進する副交感神経が働いている状態にスイッチするので、基礎体温も高くなるのです。
そして、セッションが終わって立ち上がったら効果が終わるのではなく、ヒーリングのプロセスはそこからさらに深まるのです。
なので、例外を除いてセッションとセッションの間の時間を5日から1週間あけますし、その間にはマッサージなどを受けないようにお願いしています。
身体の痛みをとる、筋肉のバランスを整える、というだけでなくて、それが感情や精神面にも影響を与えることが多いので、ボウエン・テクニックは「エネルギーワークだ」という人もいます。痛みが軽減していくために気分が明るくなっていく人もたくさんいますが、それとは別に、施術後に泣き出したり、昔のことを思い出したりするのはボウエン・テクニックでは時々あることです。
*「エネルギーワーク」に関しては書きたいことがたくさんありますが、別の機会にします。今は、身体の痛みや症状のみでなく感情もリリースする=エネルギーワークではない、とだけ。痛いところ、苦しいところが楽になったら、感情も動きますし、すべての手技はエネルギーワークとも言えますし。
ボウエンはマッサージとは違って、身体のある箇所に刺激を与えた時に、波紋が広がるように身体全体や、触っていない他の部分に反応や影響が広がっていきます。その反応が長年の問題を解消するキーとなっている場合は、心理的、エネルギー的なリリースが起きることもあり、身体がそれ以上の刺激を受け入れられなくなることもあります。
部分的、表面的な筋肉の痛みを軽減するだけならばそれほど大きな反応は起きません。少しずつじわじわと緩んで行くだけです。けれども、これはあくまで推測ですが、痛みが心因性のものの場合、電気的な脳活動の変化が起こるのではないでしょうか?
ボウエンのセッションの途中では、起きようとすると目が回る、休んでいる間に寒気がしてくる、などの反応が起こることもたまにあります。
私のクリニックでも施術中に大きな反応があったために、そのまま休んでもらって、その日はそれ以上の施術はしなかったことが何度かあります。また施術後は自分で車を運転してはいけないとされているテクニックもあります。
待ち時間も、大体2〜3分くらいとされているテクニックが多いのですが、人によってはそれ以上の時間が必要な人もいますし、テクニックによっては15分以上待つべきとされているものもあります。待っている間は、身体にピリピリと電流が走るような感じがしたり、ジンジン、ゾクゾクしたり、筋肉が動いたりします。その反応が静まってから、次のことに進んでいきます。
身体に微電気が流れるような感覚は、ボウエン・テクニックが筋膜に働きかけているからでしょう。筋膜はタンパク質からつくられるコラーゲンで生成されていますが、タンパク質の一つは結晶体の鎖で、ここではマイクロ電流が生成され押し出されます。また、細胞膜もマイクロ電流を生成することができます。
普段から身体を動かしている人、ヨガなどをやっている人、自分の身体の感覚に敏感な人は最初から電気が流れるようなピリピリ感や、血の巡りがよくなる感じをすぐに感じ取ります。お年寄りで、身体が凝り固まってしまっている人や、普段から身体に意識があまり行っていない人は、全く気づかないことがほとんどです。また指圧や強い力で身体を押すマッサージに慣れている人は、目で見て明らかに太ももの筋肉が痙攣していても何も感じないこともあります。
セッションの最中に眠ってしまう人が多いので、最初は反応に気づいても、後半では意識しない人も多いですが、気づく人の方が、セッションの後、数日に渡っての姿勢の変化や筋肉がシフトしたのも自覚できるので、身体の使い方も変わってきますし、以前と同じバランスの悪い使い方をして、また元に戻してしまうことが少ないのではないでしょうか。
他には、セッションの間に身体全体が温かくなった、と感じる人もいます。ボウエン・テクニックは、身体を「闘い・逃走」の交感神経が活発な状態から、リラックスして、消化・休息を促進する副交感神経が働いている状態にスイッチするので、基礎体温も高くなるのです。
そして、セッションが終わって立ち上がったら効果が終わるのではなく、ヒーリングのプロセスはそこからさらに深まるのです。
なので、例外を除いてセッションとセッションの間の時間を5日から1週間あけますし、その間にはマッサージなどを受けないようにお願いしています。
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