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脳梗塞による半身不随(2)

今日の午後は、昨日いらした4年間左半身不随のSさんの奥さんJさんに、旦那さんが受けているボウエンがどういうものか体験しませんか?と聞いたら是非、とのことでセッションにいらっしゃいました。

4年間も身体が思うようにならないご主人の面倒を見て、4年前はリハビリ、病院、最近は鍼灸、カイロプラクティショナーと連れて行き、今はSさんをボウエンに連れて来ている間に買い物を済ませる、というような生活をしていらっしゃるのですが、Jさんの方が疲れがたまっているようで顔が微妙に歪んでいて、首も傾いていました。
肩から背中、そして首をちょっと緩めてあげようと思っていたのですが‥‥

まずは、入ってくるなり
「Sが、今朝、脳梗塞をおこして麻痺して以来初めて、杖なしで歩いた
との嬉しい報告。
昨日、左脚の付け根に感覚があるみたいとおっしゃってたけれど、よかった!

そして、Jさん。おととい歯医者に行った時に、右の顎から肩がかーっと痛くなったそう。今は落ち着いているようです。呼吸が浅く、胸のあたりも硬いので、腰から初め、呼吸器、心肺機能などに効くボウエンを施していくと‥‥
突然、涙を流し始めました。

そして、数年前にとても悲しいことがあった、とお話しされました。私はカウンセラーではないので、セッションの途中で感情が解放されて出てくる話や言葉は聞きますが、分析して解決策のヒントを与えたりするようなことはできません。
ボウエンのクラスでも「ゴミの中身は分析しないで、そのままポイ」と習いました。Jさんも、その悲しいことが何かを言ったらスッキリしたようで、ウトウトとし始めました。

セッションが終わったら「とてもリラックスできた。気持ちもすっきりした。Sの面倒を見ていて、なんで私ばかりこんなに苦労するのか、と怒りをおぼえることもたびたびあったけれど、明るい気持ちで対応できそう」とおっしゃって帰られました。
来週、またご主人のSさんと、自分のための予約をされて。

そんなことがあって思い出したのですが、ボウエン・テクニックを習いにクラスに行っていた頃のこと、生徒同士、お互いに習ったテクニックを施して横たわっている間に、突然泣き出したりする人がいたんです。それも、1人ではなく、違う人が違う箇所の施術の時に。
私は、大泣きしたことはありませんが、膝をやってもらった時に、長い間忘れていた幼い頃の思い出が蘇ってきたことがあります。匂いに付随する記憶のように、体の部位にも、何かある感覚と結びつく記憶があるのかもしれませんね。

精神的、心理的なショックやダメージを身体のある部分の細胞などに閉じ込めているのがリリースされるのでしょう。ボウエンは、簡単に説明すると「筋膜をゆるめる」作用がありますが、そのメカニズムを詳しく見ていくと、どうして痛みの軽減とともに、感情のリリースも起きるか説明がつくかもしれません。

これまでの経験だと、大きな感情のリリースが起きるのは顎、呼吸器、骨盤、膝などが多いように思われます。これまでクリニックでのセッションでは、ちょっと涙、そして昔の記憶を語る、なんて方は何人かいらっしゃいましたが、それほどのクライシスは見ていません。












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Bowen Japan

Author:Bowen Japan
日本人初のボウエン・テクニックのインストラクター。American Bowen Academyにて、マスタークラス修了後、ABAのアソシエイト・インストラクターとしてカリフォルニア州と東京、千葉でクラスを指導のち、Romney Smeeton氏に師事する。現在は、カリフォルニアと日本で施術しつつ、日本でのセラピスト育成のためにBowen School Japan®にてクラスを開催している。

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