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『What Doctors don't Tell You』雑誌記事

2016年11月10日のメールで、Aericman Bowen Academy (ABA) からニュースレターが送られてきました。
そこには『What Doctors Don't Tell You』という雑誌でボウエン・テクニックのことが紹介されていることが記されていました。

記事:

https://www.americanbowen.academy/wp-content/uploads/2016/10/BOWEN-Do-go-gentle-article-September-2016.pdf

こうして、ボウエン・テクニックが広く紹介されるのは喜ばしいことですが、記事の中に間違った記述が含まれていることは問題です。
事実関係を確認せず、インタビューされた人も全文を確かめずに、記事にされてしまい、それがそのまま日本語に訳されて「ボウエン・テクニックとはこういうものだ」、「トム・ボウエンはこういう人だった」と紹介されてしまうのです。
記事には、トム・ボウエンに関して、また技術的なことに関しても、かなり大きな間違いが含まれていました。

フェイスブックのボウエン・テクニックのページで公開質問した結果、ABA のセクレタリーが、早速、訂正とお詫びのメールをニュースレターを送った人全員に送ってくれました。

「昨日紹介した記事はよく読んでしませんでした。いくつものエラー、そして歴史的に不正確な記述があったことをお詫びいたします。今後は、事実関係をよくチェックし、正しい情報をお届けしたいと思います。」

具体的には、どこがどう間違っていて、正しくはどうなのかは書いてありませんでした。また、雑誌に手紙を送るかどうかも疑問です。
(ここで、どこの国のどの先生が間違った情報を伝えているか、などは書きません。ボウエン・テクニックを学んだ方で、英語がわかる人はフェイスブックの Bowen Therapy Worldwide のメンバーになってトピックをみることができますが、日本でボウエンスクールジャパンでボウエン・テクニックを学ぶ場合には、ボウエンの歴史とともに、トム・ボウエンの施術のこと、ABA など Bowtech のギミックなどもお伝えしますので、心配はいりません。)

記事の中では、トム・ボウエンは、自分のボディワークの中で、ファシアが重要な要素だとみなしていて、現在「筋膜リリース」として知られる、極めて優しい、独特の"ローリング"のムーブのシリーズを開発した。また、一つ一つのムーブの後に待ち時間をもうけ、クライアントの神経が軽いタッチに反応するのを待った。ボウエンの手技の中にはディープティッシューマニピュレーションは使われていなかった、とされているところが間違いです。

実際には、ボウエンは自分のやっていたことをファシアに対する手技とはみなしておらず、中にはクライアントが痛がるような深部へのマニピュレーションも含まれていました。また、一つ一つのムーブの後に待ち時間もありませんでした。
優しいムーブもありますが、筋膜の支障、自律神経の不調からくるさまざまな痛みに対応するために、強弱あって、必要なところは深部まで動かすのがボウエン・テクニックです。
「待ち時間」というのは、必要な調整がなされるために、施術者が体に必要な信号をインプットした後に、体がそれを統合、調和させるためのもので、必要なところで、必要なだけもうけます。1、2分のこともあれば、5分、10分のこともあります。
当時は、ファシアというもの自体知られていなかったので、そういう捉え方をしていなかったとも思えるのですが、ボウエン・テクニッがはファシアに対する働きかけだけをしているというのは誤解です。

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Profile

Bowen Japan

Author:Bowen Japan
日本人初のボウエン・テクニックのインストラクター。American Bowen Academyにて、マスタークラス修了後、ABAのアソシエイト・インストラクターとしてカリフォルニア州と東京、千葉でクラスを指導のち、Romney Smeeton氏に師事する。現在は、カリフォルニアと日本で施術しつつ、日本でのセラピスト育成のためにBowen School Japan®にてクラスを開催している。

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